チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は29日、ニューデリーで記者会見し、チベット騒乱について「数百人の中国人兵士が僧侶の格好をしていたと聞いた」と発言。「僧侶が暴動を始めた」とする中国側の主張を念頭に、騒乱のきっかけを中国側が仕掛けた可能性を示唆した。PTI通信が伝えた。
ダライ・ラマは「兵士らは僧侶の格好をしていたがチベットの刀でなく中国の刀を持っていた」と根拠を説明した。
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http://www.asahi.com/international/update/
0329/TKY200803290269.html
■四川省で僧侶ら100人以上拘束 NGO発表
インドに拠点を置く非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」は28日、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で、中国治安部隊がチベット仏教寺院に踏み込み、僧侶ら100人以上を拘束した、と発表した。同センターによると、部隊は司法手続きを踏まずに僧侶らを連れ去り、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像画や関連文献を持ち去ったという。
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http://www.asahi.com/special/
080315/TKY200803290105.html