文部科学省は大学の学部段階の教育について、法学や経済学、工学などの専門分野ごとに最低限教えるべき内容を示す「コア(基本)カリキュラム」を策定する検討に入った。学習指導要領に縛られる小中高校と異なり、大学は教える内容を自由に決められる。事実上の「全入時代」を迎えつつある中、学部教育の質を維持するには国による一定の指針が必要と判断した。
ニュースソース
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/
20080307AT1G0601N06032008.html
大学全入時代に大学の新設が増える中、設置基準の違反や労働基準法違反など大学での違法行為が最近目立っている。
財政難に陥った大学では、非常勤講師の雇い止めが進み、専門外の教員が担当する科目がある大学も見られる。
本来自主独立の大学に対して、国に規制されることには反対だが、まともな教育が行えなくなっている大学も出てきているのではないだろうか。
そのような大学が出て、国の規制がかかるということは、真面目に教育をおこなっている大学にとっては迷惑な話だ。