2008年3月31日月曜日

中国新疆ウイグル自治区500人拘束か 1000人が参加したデモ

31日付の香港紙、東方日報などは、中国新疆ウイグル自治区ホータンで23日と24日、約1000人が参加したデモがあり、計500人以上が当局に拘束されたと報じた。
中国からの独立を目指す少数民族ウイグル族の活動家らでつくる「世界ウイグル代表大会」のスポークスマンの話として伝えた。
同紙などによると、デモ参加者の8割が女性で、地元政府が未婚女性を強制的に連行し低賃金で働かせているとして抗議したほか、政治犯の釈放も要求した。当局はデモが周辺に波及することを警戒し、デモ関連情報が広まらないように努めているという。
同紙などによると、デモ参加者の8割が女性で、地元政府が未婚女性を強制的に連行し低賃金で働かせているとして抗議したほか、政治犯の釈放も要求した。当局はデモが周辺に波及することを警戒し、デモ関連情報が広まらないように努めているという。

ニュースソース
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/
CN2008033101000808_World.html


チベットと同様に中国が統治するウイグル族のあいだでもデモが起こった。チベットでの騒乱が引き金となっているのだろう。
新疆における民族自治の拡大や、中華人民共和国からの独立を唱える動きが見られたが、1989年の天安門事件以降、こうした動きは当局の厳しい取り締まりの対象とされている。


新疆ウイグル自治区 Wikipediaへ

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2008年3月30日日曜日

僧侶の衣装を小脇に抱えた坊主頭の中国軍の兵士たち

暴力的に報道されていたチベット僧侶は中国軍だったのか?
兵士か警察か知りませんが、僧侶の衣装を小脇に抱えているのが写っています。
ダライラマが言っていた「中国軍の関与」については、信じがたい話と思っていましたが、現実味をおびてきています。


ニュースソース
http://buddhism.kalachakranet.org/
chinese-orchestrating-riots-tibet.htm


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愛国心、さらに強調し修正 改定学習指導要領を告示

渡海紀三朗文部科学相は28日付で、新しい小中学校の学習指導要領を告示した。2月15日公表の改定案の「総則」に道徳教育の目標として「我が国と郷土を愛し」との文言を加え、小学校音楽で君が代を「歌えるよう指導する」と特記するなど愛国心教育をより強調する修正を加えた。
文科省は「パブリックコメント(意見公募)のほか改正教育基本法の趣旨や国会審議、与党とのやりとりを踏まえた修正。特に重要な修正部分はない」と説明。しかし、長期にわたる中教審の公開審議を踏まえた改定案公表の後になって、国民の間で賛否が分かれる愛国心教育に関する修正を多く加えた不透明な手続きは批判を呼びそうだ。

ニュースソース
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/
2008032801000010.html


国歌を習い歌えるというのは当然だろうし、郷土や国について深く学ぶ必要性も当然にある。
しかし、その学びの中で「愛する気持ち」が生まれるかどうかは、個人の思想、信条の自由であって強制されるものではない。また、「愛」があるからこそ、この国のシステムに対して批判し、反対意見を表明できる国でなければいけないのではないだろうか。


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「兵士が僧侶変装」ダライ・ラマ、中国関与の可能性示唆

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は29日、ニューデリーで記者会見し、チベット騒乱について「数百人の中国人兵士が僧侶の格好をしていたと聞いた」と発言。「僧侶が暴動を始めた」とする中国側の主張を念頭に、騒乱のきっかけを中国側が仕掛けた可能性を示唆した。PTI通信が伝えた。
ダライ・ラマは「兵士らは僧侶の格好をしていたがチベットの刀でなく中国の刀を持っていた」と根拠を説明した。

ニュースソース
http://www.asahi.com/international/update/
0329/TKY200803290269.html


■四川省で僧侶ら100人以上拘束 NGO発表
インドに拠点を置く非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」は28日、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で、中国治安部隊がチベット仏教寺院に踏み込み、僧侶ら100人以上を拘束した、と発表した。同センターによると、部隊は司法手続きを踏まずに僧侶らを連れ去り、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像画や関連文献を持ち去ったという。

ニュースソース
http://www.asahi.com/special/
080315/TKY200803290105.html


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2008年3月29日土曜日

チベット暴動:北京五輪開会式、ドイツも閣僚欠席

ドイツのシュテーグ政府副報道官は28日、北京五輪の開会式について「閣僚はだれも出席しない」と語った。ドイツはメルケル首相がチベット暴動発生前の2月、日程上の都合で開会式不参加を中国側に伝えていたが、他の閣僚も出席しないことが明確になった。欧州ではポーランド、チェコなどの政府首脳が開会式不参加を表明、同様の動きがさらに広がることも予想される。

ニュースソース
http://mainichi.jp/select/world/news/
20080329ddm007030156000c.html

BBC New
■インド商工相、中国抗議に反発か 訪問計画取りやめ
インドの有力英字紙「タイムズ・オブ・インディア」は27日、同国のナート商工相が4月1日に予定していた中国訪問を取りやめたと報じた。同紙は、チベット暴動をめぐり同国政府が駐北京インド大使を呼び出し、インド国内の亡命チベット人への対応が手ぬるいと抗議したことへの報復との見方を示した。

ニュースソース
http://mainichi.jp/select/world/news/
20080329ddm007030158000c.html



BBC News Video Report


画像をクリックするとvideo newsが流れます

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2008年3月28日金曜日

ケータイのデザインと機能 Nokia NM705iを使う

ケータイ電話はどんどん高機能となってマニュアルも分厚くなっています。
現在発売されているケータイは僕にとっては必要ない機能がたくさんついています。
テレビそのものをほとんど見ないのでワンセグは全く必要なし。カメラも記録用として利用できる程度の画素数で十分。
ほしい機能といえば、
メールと通話。もう一つは、mp3の音楽を着メロに利用できること。これが意外とできないケータイが多い。
いたってシンプルなケータイが一番使いやすい。
ということで、いつもNokiaのケータイが使いやすく感じます。
最近使い始めたのがNM705i。このケータイも非常につかいやすく、海外でも利用できるGSM対応です。

ただ、残念なのは完全にDocomoの仕様に改変されていて、本来のNokiaのよさが半減しています。
日本のメーカーとは少し違ったユーザインターフェースですが、なれると他の機種の使いにくさがよくわかります。
個人の嗜好にもよりますが、デザイン性に優れていて、これで僕が使ったNokiaのケータイは3台目となります。

ただ、僕の研究テーマにもケータイは欠かせないもので、Nokia NM705iの機能だけでは足りないため、ある程度の機能のついたものとWillcomの3台持ち歩いています。


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「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に

大規模暴動の起きた中国チベット自治区ラサで27日、中国政府の手配で現地入りしている外国メディアの取材団がジョカン寺(大昭寺)を訪れた際、チベット仏教の若い僧侶約30人が「チベットに自由はない」などと訴える騒ぎがあった。
 現地取材は「チベットの客観的理解に役立てる」(中国外務省報道官)ため受け入れたもので、ラサの安定回復をアピールするのが狙い。しかし、僧侶らの「直訴」により、チベット族の不満の強さを印象付けることになった。

ニュースソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008032700822

■「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に

チベット族による大規模暴動が起きた中国チベット自治区の区都ラサを26日、中国政府が組織した外国メディア取材団が初めて訪れ、香港無線テレビ(TVB)は27日、「取材先の寺院の参拝客らはすべて当局が動員した関係者だ」などと訴えるチベット僧侶の姿を放映した。
チベット仏教寺院ジョカン寺(大昭寺)を訪れた取材陣の前に約30人の僧侶が突然現れて語ったもので、「当局者を信じるな。すべてやらせだ」などと泣きながら訴えたという。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/
20080327-OYT1T00573.htm


インドのナート商工相は27日、4月1日から予定していた中国訪問を中止したと明らかにした。

今チベットを支配している国には、もともと言論や思想の自由は無い。
上海や北京も経済発展は著しいが、塀の中の自由であり、本来の自由は保障されていない上、自由を守るための責任という概念も無い国ではないだろうか。


チベット自治区などで起きた暴動を受け、中国政府が、チベット亡命政府を受け入れるインドに対し高圧的姿勢を強めたことへの報復との見方が広がっている。
一国の常識は世界の非常識であることが多々あるが、もっと小さな大学という社会で考えても、僕の勤務する大学の常識は、他大学の非常識であることがとっても多い。。。

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2008年3月27日木曜日

4法科大学院を「不適合」 大学評価・学位授与機構

法科大学院の認証評価機関の一つ「大学評価・学位授与機構」は27日、2007年度に実施した9つの法科大学院に対する評価結果を発表、学生の選抜方法や成績評価に問題があるなどとして、4法科大学院を「不適合」とした。
同機構による法科大学院の評価は初。26日には、日弁連法務研究財団が愛知大法科大学院を不適合としている。
今回、不適合とされたのは北海道大、千葉大、一橋大の各法科大学院と、香川・愛媛両大の連合法科大学院。
同機構は「あからさまな司法試験対策の授業をしていた例はなかったが、幅広い法曹家を育成するという本来の趣旨を重視した」としている。各大学院は評価結果を基に改善策を講じる。

ニュースソース
http://www.chunichi.co.jp/s/article/
2008032701000735.html


大学で不適合を受けたところのように財政状態に問題があるものではないので、十分に改善できる。
問題は、大学で不適合を受けたところのほうが大きい。。。

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2008年3月26日水曜日

大学の第三者評価、宇都宮共和大が初の不適合

国の認証を受けた二つの大学認証評価機関が24日、07年度の評価結果を公表した。司法試験問題漏えい疑惑があった慶応大法科大学院(東京都)は、教育姿勢の改善を強く勧告された。また04年度の制度開始以来初めて、宇都宮共和大(栃木県)が「大学としての基準に不適合」と判定された。
約37%(07年度)と低迷が続く定員充足率などが問題視された。

ニュースソース
http://mainichi.jp/life/edu/news/
20080325ddm012100017000c.html

ついに出た、という感じか。まだ評価を受けていない大学も不適合を受ける可能性は高い。
少子化のなか大学の乱立。受験生の大学選びも大学での学習内容以外にも、経営状態なども要チェックとなっている。

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2008年3月25日火曜日

大学のカリキュラム、学部ごとに到達目標を国策定へ

「大学全入時代」を控えて大学間の教育内容に格差が広がっていることから、文部科学省は、人文系、社会科学系、自然科学系といった学部ごとのカリキュラムに、学生が卒業までに習得すべき「到達目標」を導入することを決めた。
来月にも日本学術会議に審議を依頼し、早ければ2011年度からの運用を目指す。学士課程の教育内容は各大学の自主性に委ねられており、国として基準を策定するのは初めて。到達目標を取り入れた大学には補助金を上乗せするなどして実施を促したい考えだ。
大学生の教育水準を維持しようという試みについては、英国が全国共通で分野別の到達目標を定めている。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
20080325-OYT1T00392.htm?from=navr


「学問の自由」や「大学の自治」といった次元とは違うところで大学として学問、研究、教育が成立していない大学も、少なからず存在するのも事実だが、国そのものが良くない方向へ進んでいる。

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大学淘汰「避けられない」 質向上求め中教審提言

中教審大学分科会制度・教育部会は25日、大学の学部教育の質向上を求める提言をまとめた。大学志願者数と定員が同数となる「大学全入時代」の到来を「少子化の中、学士レベルの能力を備えた人材の供給は重要」と積極評価。その一方で「質の維持・向上の努力を怠り、社会の負託に応えられない大学の淘汰は避けられない」と警告した。
2007年度に54%となった大学・短大進学率について提言は「先進諸国に比べて高いとはいえない」との見方を示し、意欲や能力がある若者を積極的に大学に受け入れることが必要とした。

ニュースソース
http://www.chunichi.co.jp/s/article/
2008032501000664.html


受験生の多かった時代に、たくさんの学生を入学させていた大学で財政的に潤っているにもかかわらず学生サービスの向上や設備投資をしてこなかった大学が意外と多い。
18歳人口が減少することは少なくとも18年前にわかること。
本当に大学の淘汰は避けられないだろう。

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2008年3月24日月曜日

チベット亡命政府、「騒乱の死者130人」と発表

インド北部ダラムサラに本拠を置くチベット亡命政府のリンポチェ主席大臣(首相に相当)は24日、中国チベット自治区などで発生した一連の騒乱による死者が130人に達したと発表した。先週時点では99人としていた。

 同大臣は前日夜に声明を発表。中国政府の対応を「抑圧的な殺害行為」と指摘し、国際社会に中国への働き掛けを求めた。チベット情勢を調査する独立組織の派遣も要請した。

ニュースソース
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/
20080324AT2M2401P24032008.html


マスコミでは大きな事件が起こると一時的には取り上げるが、すぐに収束してしまう。多くの人々の記憶からも消えてしまう。
しかし、その当事者たちの苦悩はずっと続くものだ。
チベット情勢については特にあまり取り扱ってこなかった日本のマスコミだが、今後も取り扱っていってほしいものだ。

日本ポラロイド社がスポンサーとなっておこなわれた、
チベトロニカ
というプロジェクトがある。
「チベトロニカ」はWEBや新聞・雑誌などから得た知識を積み重ねた思い込みのチベットではなく、直接触れて実感したことをリアルタイムにレポートするという、モーリー・ロバートソンのアート・プロジェクト。彼が五感で体験したチベットの真実が伝えられていた。

■チベトロニカWebサイト
http://www.tibetronica.com/

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慶応大「入学金値下げ」…実は学費アップ

慶応大は21日、09年度から学部入学生の入学金を値下げし、将来は全廃すると発表した。外国の大学では導入例が少ないとされる入学金の負担を下げることで、優秀な留学生らを集める狙い。一方で年間6万円の「在籍基本料」を新設し、授業料なども見直すため、卒業までの納入額は、薬学部を除いた全学部で増える(薬学部は納入額の変更を検討中)。受験生側の反応が注目される。

ニュースソース
http://www.asahi.com/edu/news/
TKY200803220279.html


値下げを発表して実は値上げ。
携帯電話会社や保険会社の料金体系のようになってきた。今後いろいろな大学で様々な学費設定が出てきそうだ。
全体的な方向性としては、入学金は廃止の方向へ向かいそうだが、学費を支払う保護者は苦しい。
大学の増加、18歳人口の激減、所得格差。
大学も、学生も今後どうなっていくんだろう。


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2008年3月23日日曜日

聖火リレー走者が辞退 タイ、チベットで抗議

北京五輪の聖火リレーでタイ国内の走者に決まっていたナリサラー・チャクラポーンさん(51)が、中国チベット自治区などでの暴動鎮圧に抗議、聖火リレー参加の辞退を23日までに決めた。ナリサラーさんはタイ国内を走る聖火走者6人のうちの1人。タイ王室の流れをくむ家系で、環境保護運動の活動家でもある。辞退の理由について、タイのメディアにあてた書簡で「チベット住民の殺害は公然たる人権侵害で、中国政府の国際世論無視を示している」と指摘した。

ニュースソース
http://sankei.jp.msn.com/world/china/
080323/chn0803232034009-n1.htm


国家の秩序をを守るために、言論、表現の自由を規制する。まあこれが中国の常識。
その国の常識が世界の非常識ということは、もっと小さな組織である企業や、学校にも言える。


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2008年3月21日金曜日

チベット族自治州暴動、中国当局「発砲で負傷者」認める

中国国営新華社通信は20日夜、四川省アバチベット族・チャン族自治州アバ県で16日に起きた暴動を鎮圧する際、警官隊が自己防衛のため発砲し、デモ参加者4人が負傷したと伝えた。

ニュースソース
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/
7307382.stm


国営新華社通信によると、ラサ暴動にからみ当局に自首した人数は、19日夜までに170人を超えた。被害は死者13人のほか、負傷者325人。店舗422軒、民家120軒、病院6か所、学校7か所が破壊され、被害総額は2億元(約28億円)以上という。チベット亡命政府は、警官の発砲などでラサで80人が死亡したと主張している。

今の世の中、国家がいくら情報規制をしても必ず真実が伝わる。
中国は隠し通せなくなったんだろう。
規制と強制を強いる組織は長く続かない。
これは、企業経営も国家運営も同じことだ

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2008年3月20日木曜日

チベット暴動:NGOが“銃撃死亡”の写真公表

ダラムサラに拠点を置く非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」は17日、中国四川省のアバ・チベット族チャン族自治州で16日行われた抗議デモ中、治安部隊に射殺されたチベット人の遺体だとする写真を公表した。別のチベット独立支援組織系のウェブサイトも、左胸を銃で撃たれたように見える遺体の写真を掲載した。

一方、AP通信などによると、中国当局は米国の人気動画投稿サイト「ユーチューブ」に中国国内から接続できないようにする措置を取った。チベット暴動の投稿映像が中国国内で閲覧されるのを防ぐ措置とみられる。

ニュースソース
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/
20080319k0000m030059000c.html


Blog "アジアの真実"

海外への情報流出阻止に続き、国内でも情報規制が続く。
もともと、国民には基本的にインターネット上での自由も規制されている国ではあるが、一党独裁政権では、様々な強制や規制の上に国家が成り立っている。

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「Apple」のロゴを見るだけで創造性が上昇 デューク大学調査

Mac使いかPCユーザーかにかかわらず、短時間でもAppleのロゴを見せられると創造性が上昇する 米デューク大学のフュークアスクールオブビジネス校とカナダのウォータールー大学が3月18日、調査結果を報告した。
Appleのロゴを見せられた学生は、IBMのロゴを見せられた学生と比べ、ユニークなレンガの使い方を考案したという。また判定に当たった審査員も、Appleのロゴを見た学生たちの案の方が「より創造的」との判定を下した。

研究チームは大学生341人に、まず視力テストと称して画面に連続表示されるブロックの位置を当てさせた。このときAppleまたはIBMのロゴを本人も認識できない速さで表示した。その後、「壁を作ること以外で、レンガを使ってできることすべてを挙げよ」という課題に取り組ませた。

ニュースソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/
0803/20/news002.html


僕の研究室にはMac BookとToshiba(Windows XP)のノート、富士通(Linux)のデスクトップがありますが、プレゼンの資料作りや画像、動画を作るときにはMac、学内の事務作業はWindowsと使い分けています。
創造的な作業にはMacを使っていますが、個人的な嗜好の問題だと思っていましたが、おもしろい結果が出るもんですね。

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2008年3月19日水曜日

四川省の抗議行動が活発化、警官隊発砲で死者18人に

中国チベット自治区ラサの大規模暴動に関連し、同自治区に隣接する四川省で起きた抗議行動での死者数が少なくとも18人に上ることが19日、インドに拠点を置く民間活動団体(NGO)「チベット人権民主化センター」のまとめで分かった。
同センターによると、四川省のデモは数百~数千人規模で、中西部のチベット族自治州で断続的に発生。阻止しようとする警官隊の発砲により、18日に甘孜県で3人の死亡を確認したほか、16日にもアバ県で15人が死亡したとし、目撃証言からさらに増える可能性が高いという。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/
20080319-OYT1T00579.htm

チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が、チベット自治区で発生した大規模暴動収拾のため、中国政府に対し、自身の亡命政府との直接対話再開を求める意向であることが19日明らかになった。
ダライ・ラマは19日、中国との対話路線に公然と異議を唱えた「チベット青年会議」など亡命チベット人民間活動団体(NGO)代表と会談。非暴力と対話の意義を改めて説くとともに、「北京五輪反対」を掲げて続ける中国との対決色が強いデモ行進をやめるよう要請した。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/
20080319-OYT1T00593.htm

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中国 中央民族大学などで監視強まる

チベット民族など少数民族の学生が多い中央民族大学では、公安関係者車両が門の前に横付けされ、警備員十数人が学生ら1人1人の身分証を確認。海外メディアの立ち入りを拒み、大学校舎の撮影も阻止しようとした。近くの雑貨店店員は「学内で騒ぎがあったようだ。警備が急に厳しくなった」と説明する。

ニュースソース

http://sankei.jp.msn.com/world/china/
080319/chn0803192012012-n1.htm


海外メディアの立ち入りを拒んだり、ラサ地区を封鎖したり、メディアが見たままを伝えることができない国。
やはり、中国にとって都合の良くないことばかりなんだろう。
ラサでは、チベット民族の住む地域ではインターネットの接続も中断されたとの話を聞く。
インターネットの自由が不都合だということ自体、押さえつけて情報をコントロールしないと成立しない国ということだ。
中国政府の公式発表を信頼している者は少数でしょう。

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2008年3月18日火曜日

「犠牲者は私たちの英雄」 抗議デモ、大学にも飛び火

中国チベット自治区ラサでの暴動を受け、中国政府に対する抗議行動が18日までに、甘粛省蘭州市や北京市の大学にも飛び火。蘭州市の西北民族大学でデモに参加したチベット民族の学生(21)は、多くのチベット仏教の僧侶らが殺害されたとして「犠牲者は私たちの英雄だ」と政府への強い怒りをあらわにした。

ニュースソース
http://www.chunichi.co.jp/s/article/
2008031801000781.html


ラサから遠く離れた北京の大学でも中国政府にたいする抗議活動がおこった。
中国政府の報道規制により情報が非常に少ないこともあるが、日本でのニュースの取り扱いは非常に小さい。


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2008年3月17日月曜日

大阪大学が残業代1億円不払い 全教職員5400人実態調査

大阪大学は17日、残業代計約1億660万円(4万4710時間分)を支払っていなかったとして、教職員218人に追加支給した。
茨木労働基準監督署から昨年12月、労働基準法違反(時間外割増賃金の不払いなど)で是正勧告を受け、過去2年にさかのぼって実態調査していた。

ニュースソース
http://www.asahi.com/kansai/news/
OSK200803170058.html


国公立、私立問わず大学でのサービス残業は非常に多いんだと思います。
教員に裁量労働制がとられているところは、まだいいですが、教員にまで時間拘束して、事務作業をさせているところもかなりの数ある。
定員割れの私学では、教員定数を下回ることができないため、事務職員を削減しその代わりに教員に事務作業を強制して人件費を削っている。
そのため、研究に時間をとるのも大変になっている教員も多い。

少し前に大阪では近畿大学が同じように、残業代未払いで追加支給を発表したばかり。
違法行為をしてまでケチるのはやっぱり大阪が多いのでしょうか。。。


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チベット騒乱 中国、武力弾圧を否定「焼死など」と発表

中国チベット自治区ラサの騒乱について、自治区のシャンパプンツォク主席が17日午前、騒乱後初の記者会見を開き、騒乱による死者が13人に上ったと述べた。いずれも暴徒による殺害や火事による焼死などで、治安部隊による犠牲者はなかったとし、武力弾圧の事実を全面否定した。

一方、インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターのウェブサイトによると、チベット人が多く住む四川省のアバ県での治安部隊との衝突による死者は計15人に達した。遺体は僧院に運び込まれ、20代半ばの元僧侶も含まれているという。

ニュースソース
http://www.asahi.com/international/update/
0317/TKY200803170145.html

■米、政策変更促す声明
中国チベット自治区ラサでの僧侶や市民らによる抗議行動に端を発した治安部隊との衝突をめぐり、ライス米国務長官は15日、中国政府にチベット政策の方向性を変えることなどを促す緊急声明を出した。

■「直接対話を」 独首相求める
中国チベット自治区の騒乱をめぐり、メルケル独首相は15日、政府報道官を通じ「チベット問題を解決するには平和的な直接対話しかない」と、中国政府とダライ・ラマ14世との直接対話を呼びかけた。

日本政府の動きはない。

中国政府の発表が事実かどうかは、しばらくするとわかるだろう。

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チベット暴動、中国はダライ・ラマ派との「人民戦争」を宣言

[北京 16日 ロイター] 中国チベット自治区ラサで発生したチベット仏教僧らによる大規模な暴動を受け、中国の当局者らは、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者らとの「人民戦争」を戦うとの姿勢を強調した。

ニュースソース
http://jp.reuters.com/article/worldNews/
idJPJAPAN-30846720080317


中国政府は、外国メディアがチベットから自由に報道することを禁じており、実際の被害規模を確認するのは難しい状況。
安全のため外国人を入れないのではなく、鎮圧のためなにをおこなったのかが報道されることを押さえ込んでいる。
オリンピックを成功させたい中国の今後の動きに注目したい。

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