文部科学省は複数の大学が共同で学部や大学院を設置できるようにするため、今夏をメドに大学設置基準を改正する方針を決めた。2009年中に大学側から設置申請を受け付けて審査したうえで、10年4月から共同学部がスタートする見通しだ。
ニュースソース
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/
20080309AT1G0702608032008.html
関西大学、大阪医科大学、大阪薬科大学の三法人は、21世紀の「生命の時代」を担う、医学・工学・薬学を学際的に学んだ人材、かつハード面のみならずソフト面(教養・心理・倫理面など)も兼ね備えた看護師の育成を目的として3大学による共同学部を設置するということを表明している。
小規模な大学でも、他大学と組むことによってコスト負担を抑えて地域の人材育成の需要に応えられるようになる効果が期待されるが、私学の場合健学の精神などがあり、なかなか簡単にはいかないかもしれない。
まして、小規模でワンマン経営の大学では非常に難しいだろう。
他大学の違った文化が入ってくるということに危機感を抱く経営者もいるだろう。