検索した結果の中に20年前に卒業した出身大学のホームページがあり、そこから教員の一覧をみると僕が学生時代に習った先生方がまだたくさんおられた。
「おじいさん」だと思っていたけれど、実はあの時は若かったのかと思いながら、よく考えてみると,今僕が勤務している大学と短期大学部では5年経つと教員がかなり入れ替わっている。
任期制での採用が増えてきたこともあるが、そればかりでなく任期の無い教員も多くが転出する。
やはり、出身大学は私の勤務している大学よりはよほど居ごごちがいいのだろう。
教員として、研究者として安定した研究拠点があるということはやっぱりいいな。
おそらく学生にもそれは伝わるんでしょう。
任期制ばかりで採用している大学の若い教員は特に大学への帰属意識よりも自分の研究分野への帰属意識が強く少しでも環境の良いところへ転出したいと思うのも無理はない。
「任期制に関する法律」には、やはり弊害がたくさんある。