広島県立高の今春の一般入試で、合格させるべき生徒を試験当日の態度などを理由に不合格にしたとして、県教委は9日、生徒を合格とする一方で、最終的に合否を判断した県東部の県立高の男性校長(56)を戒告(信用失墜行為)処分にしたと発表した。文部科学省は「こうしたケースは聞いたことがない」としている。
県教委によると、県立高では、合否を試験の点数と内申点などから各校長が総合的に判断して決める。今年3月6、7日に行われた入試で、この生徒の点数などは合格ラインを超えていたが、当日、見回りをしていた校長が生徒の態度などを見て不合格にしたという。
3月下旬、生徒の保護者が学校に情報公開請求し、試験の点数と内申点を確認。4月中旬に「合格圏に達しているのではないか」と県教委に問い合わせて問題が発覚した。学校の調査で「校長が特定の要素(態度など)を過度に重視した不適切な判断」とわかり、同月下旬に合格させた。校長は「生徒に心からおわびする」と話しているという。
ニュースソース
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/
20080510p301.htm
校長の不合格の判断に対して、教員からは意見は何もでなかったのだろうか。
試験監督者からも同様の意見だったんだろうか。。。