2008年3月9日日曜日

「OSSサポート・ビジネスは離陸するか」経産省が教育現場へのオープンソース導入実証の結果発表

経済産業省(経産省)と財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)は3月7日から3月8日にかけ,「平成19年度Eスクエア・エボリューション成果発表会」を開催した。同会は,経産省とCECが取り組んできた,教育現場へのオープンソース・ソフトウエア(OSS)環境を導入する「Open School Platform事業(OSP事業)」などの結果を発表するもの。
OSP事業はCECが経産省の委託を受け,2005年度から実施してきた。2005年度は4県。2006年度は6県16校に導入。2007年には全国三十数校の合計1400台以上のパソコンにOSSを導入する。。OSのサポートが切れた中古パソコンにLinuxをインストールして再生するリサイクルPCや,シンクライアント形式での導入も行った。CECでは,CD起動のLinux「KNOPPIX」をベースに,OSP事業での成果をまとめた「OSP基本パッケージ」を作成し,無償で公開している。

ニュースソース
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/
20080309/295785/


コンピュータは使えても中のしくみにはまったく興味をもたない大学生も多い。OSSを利用したからといって授業が大きく変わるということはないが、学習する側はコンピュータはWindows製品だけで動いているわけではないということは理解できるだろう。
ExcelやWordができるということがコンピュータができるということでもない。
コンピュータをツールとして使うための様々な方法を学んで欲しい。

「Open School Platform」プロジェクト
http://www.cec.or.jp/e2e/osp/index.html

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