中教審大学分科会制度・教育部会は25日、大学の学部教育の質向上を求める提言をまとめた。大学志願者数と定員が同数となる「大学全入時代」の到来を「少子化の中、学士レベルの能力を備えた人材の供給は重要」と積極評価。その一方で「質の維持・向上の努力を怠り、社会の負託に応えられない大学の淘汰は避けられない」と警告した。
2007年度に54%となった大学・短大進学率について提言は「先進諸国に比べて高いとはいえない」との見方を示し、意欲や能力がある若者を積極的に大学に受け入れることが必要とした。
ニュースソース
http://www.chunichi.co.jp/s/article/
2008032501000664.html
受験生の多かった時代に、たくさんの学生を入学させていた大学で財政的に潤っているにもかかわらず学生サービスの向上や設備投資をしてこなかった大学が意外と多い。
18歳人口が減少することは少なくとも18年前にわかること。
本当に大学の淘汰は避けられないだろう。