インド北部ダラムサラに本拠を置くチベット亡命政府のリンポチェ主席大臣(首相に相当)は24日、中国チベット自治区などで発生した一連の騒乱による死者が130人に達したと発表した。先週時点では99人としていた。
同大臣は前日夜に声明を発表。中国政府の対応を「抑圧的な殺害行為」と指摘し、国際社会に中国への働き掛けを求めた。チベット情勢を調査する独立組織の派遣も要請した。
ニュースソース
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/
20080324AT2M2401P24032008.html
マスコミでは大きな事件が起こると一時的には取り上げるが、すぐに収束してしまう。多くの人々の記憶からも消えてしまう。
しかし、その当事者たちの苦悩はずっと続くものだ。
チベット情勢については特にあまり取り扱ってこなかった日本のマスコミだが、今後も取り扱っていってほしいものだ。
日本ポラロイド社がスポンサーとなっておこなわれた、
チベトロニカというプロジェクトがある。
「チベトロニカ」はWEBや新聞・雑誌などから得た知識を積み重ねた思い込みのチベットではなく、直接触れて実感したことをリアルタイムにレポートするという、モーリー・ロバートソンのアート・プロジェクト。彼が五感で体験したチベットの真実が伝えられていた。
■チベトロニカWebサイト
http://www.tibetronica.com/