2008年3月12日水曜日

74人に無資格授業 前理事長が強制わいせつ罪の専門学校

東京医学柔整専門学校(東京都北区)を運営する学校法人「サンシャイン学園」(中島まさ子理事長)は12日、同専門学校を今春卒業する予定の74人に対し、無資格の教員が必修科目の授業を行っていた、と発表した。これまで受けた授業は無効となるため、74人は計40時間の補講を受ける必要があるが、卒業に影響はないという。同学園の前理事長は、強制わいせつ容疑で逮捕、起訴された中島恒雄容疑者=東京福祉大前総長=だった。

ニュースソース
http://www.asahi.com/national/update/
0312/TKY200803120402.html


この専門学校の元理事長はつい最近3回目の逮捕をされている。
この専門学校の教務関係の職員は教員の資格要件については知らなかったのだろうか。
それともワンマン理事長の言うとおりにしかできなかったのだろうか。この学校の事務的能力も問われる。
それとも、要件を満たす教員が確保できなかったのか。。。
卒業には関係ないらしいが、だからといって済まされるものではない。40時間また学生は授業を受けなければいけない。
授業料をアルバイトで少しでも負担している学生にとっては、40時間働けないという可能性もある。

つい先日、3月9日にも美容師養成施設「東京綜合理容美容専門学校」(豊島区)で、必修科目の授業(年間計70時間)を無資格の講師が担当していたことがわかった。
1月末に都の立ち入り調査で発覚し、美容運営管理は全員が未履修扱いとなった。

大学が全入時代となった今、専門学校も存続の危機にある。このような専門学校の記事が2件続けてでると、専門学校そのもののイメージダウンにもつながりかねない。
真面目にやっている専門学校にとっても迷惑な話だ、なんといっても迷惑するのは学生だ。


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