立命館大が生命科学部の入学者の大幅な超過で他学部への転籍を募集した問題で、大学が常任理事会名でまとめた学内文書に、超過の問題点として「教育条件の保障」など学生への教育における課題を挙げていないことが15日、明らかになった。同日、大学が学生向けに出した文書では「教育条件の確保を最優先」と書かれており「議論の経緯と説明が不十分だ」との声が出ている。
4月の教授会などで配付した常任理事会名の文書では、入学定員超過率の問題点について▽学部などの認可申請ができなくなる▽補助金不交付-の2つを明記したが、教育上の問題は書かれていなかった。
立命館大は「教育の問題は当然の前提として文書には書かなかった」としている。
ニュースソース
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?
mid=P2008041500105&genre=G1&area=K00
教育の問題が当然の前提としてあるならば、教授会の文書にも明記するのではないだろうか。